新 着

履 歴

2007年03月14日   渋谷ジオラマ化計画


何事にも「新しい発想」をして新境地を開拓する人がいます。その道の第一人者とも呼ばれる存在。 誰よりも早く気づいたり 作り出したり出来るというのは最高の評価と賞賛が与えられる・・・ 第三者が技術や作風を真似てみても それは二番煎じというもので 価値は一気に下がってしまう・・・

昨年、ある写真家がとても面白い写真集を発表しました。タイトルは「スモールプラネット」そこには一見 見慣れた風景〜街中を見下ろした写真が たくさん載っています。しかしその写真がすぐにおかしなものだと気づく。なんだかリアリティに欠ける・・・よく見ると「これは模型を撮ったものではないか?」と思う。

写真家の名前は本城直季氏。

あらゆる風景をジオラマ模型の様に見せてしまうその手法に 思わず感じたのは「やられた!」でした。 彼のコメントを読むと、技術論を明かしています。「アオリ」という昔からある技術を応用しているだけのこと。「だけの・・・」というと軽く見ている様な言い方ですが、では 何故おのれはそれを人より先にやらなかったのか? しかもその技術を使って何を表現するのかという、テーマの問題があります。作家と呼ばれる人種は、新しい見せ方を日々追求して 何かを表現しています。更に、驚きや面白さをしっかり盛り込んで・・・刺激というエンタテインメントを魅せてくれる。価値としては最上級のものだと感じます。

電車に乗っていて 渋谷駅に入る直前、一瞬ジオラマのイメージが見えました。光の回り具合がとても良かったのです・・・本城氏が述べていたジオラマ写真を撮る条件に合致しているのではないか? ・・・用事を済ませた後、もう一度同じ電車に乗り、車窓から目的のイメージを一枚撮りました。 先にこうであろうというイメージがはっきりしていると、やるべき事はシンプルに見えて来ます。

もっとも、その時持っていたのはコンデジだけでしたので、表現に限界があります。撮影段階でアオリが出来るはずもありません。レタッチ処理で人工的なアオリ状態を作ります。結果・・・ほんの少しだけ意図に近づいたかどうか? やはり 二番煎じ+お手軽処理で出来た写真は本城氏オリジナルには遠く及びませんね・・・

しかしながら、第一人者が教えてくれた「新しい視点」を楽しむ事が出来ました。


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2007年03月18日   今日からパスモサービス始まる


今日から関東地方のJR・私鉄・バス路線にてPASMOのサービスが始まりました。簡単に言うと、JRのSuicaカードで地下鉄や路線バスの支払いも出来るというもの。

私はずっとこの日を待ちわびていました・・・なぜならば千葉から東京都内へ出るためには、JRと営団地下鉄を乗り継ぐことが多い。乗り継ぎ駅ではホームをまたぐだけで乗り換え出来る・・・しかしながら 従来のスイカとパスネットカードには互換性が無い為に、混雑する改札を一度出てまた入らなければならないのでした・・・その手間と時間のロスがやっと解消されます。

また今後は スイカとエディカードがプリペイド読み取り端末で相互使用が可能に・・・お財布携帯電話の普及も弾みがつくことでしょう。また 世の中の様々なカードがどんどん統合されて行くと更に便利なのですが・・・

PASMOカードの読み取り性能は大変高く、10センチ離れていても端末が反応するらしい。改札だけでなくコンビニのプリペイド端末も同じです。その端末機器の盗難には気をつけてもらいたいものです・・・いつの日か 雑踏の中を歩き回るだけでマネーチャージを可能にするスリが現れたら大変ですから・・・


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2007年04月05日   暗雲のいろみ 1


昨日の夕方は全国で嵐が吹き荒れました。

青い空にいきなり黒い雲が流れ込み 稲光が近づいてくる(写真左)
こういう時には普段見ることの出来ない 色彩のコントラストが現れます。
しばらくその様子を眺めておりました・・・

不思議な陰影を感じることが出来るのは 雨が降り始めるまでの僅かの間。
晴れ間を背にして見ています・・・
とある中世ヨーロッパの絵画に似た雰囲気があります。
空は暗く強い影が無いのに色彩にそこそこコントラストがある・・・
独特の色彩空間「いろみ」です。
イマジネーションに刺激を受けるので 私は嵐の予感や雷の類が好きですね(笑)

また・・・写真として撮ってみたいのは やはり見事な稲光です。
残念ながらコンデジでは偶然のシャッターチャンスが更に遠のいてしまいます・・・

四国では竜巻も発生した様ですが、そちらも一度見てみたい・・・


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2007年05月18日   暗雲のいろみ 2


ここ数日 関東地方は天候が不安定な為、私は突然の土砂降りや雷に遭遇しました・・・

以前、天候が急変する直前に空の色が独特なコントラストになると言いましたが、
そういう空色を立て続けに見ることが出来ました。
晴れている時にはこういう微妙な色にはなりませんし、
完全に天候が崩れてしまっても駄目です。

以前これ以上望めない様な微妙なコントラストの空と淡い明るさの光を写真に
撮った事があります。しばらくそのデジカメデータを探していましたら、
先日やっと出てきました(下)モノトーンのどんよりした空の下で、
建造物が不思議な鈍色の明るさを放っている。私がとても好きな色調です。

天気が悪いのは困りものですが、こういうシャッターチャンスに恵まれるので
捨てたものではありません。
いつもカメラを持ち歩いている様になったからこそ撮れる風景写真と言えます。


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2007年08月13日   ジオラマ化計画 2


ジオラマ化写真に向いていそうなライブラリー写真が出てきました。
二枚の写真を一旦 パノラマ合成してからジオラマ化加工。

少し効果が弱めになりました・・・
二つの処理を掛け合わせると無理があったのか?
素材がよろしく無かったのか?腕が悪いのか?・・・


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2007年09月10日   昼夜の交差点



渋谷に行き、ハチ公前の交差点を昼に渡り夜にまた通りました。

昼は青い空を仰ぎ見て、夜は雑踏に視線を落としました。
そんな視界を一枚に凝縮・・・

境界線がちょっとあやしい出来ですが・・・



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2007年09月11日   巨大なレゴブロック


仕事で高田馬場に立ち寄りました・・・

駅前のビルは現在リニューアル改装工事をしています。
一目見て私は「レゴブロック」を連想しました。
それもかなり古いクラシックなタイプ。

こんな色調の角張った奴が確かにあったのです。

折しも雨雲が立ちこめて今にも降ってきそうな空模様。
その灰色の空と、この建物の配色が妙にマッチしていました。
偶然通りかかったタクシーの赤さはちょっとしたアクセントに・・・


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2008年06月06日   寄り道・・・


帰宅時に久しぶりに秋葉原に立ち寄り・・・
訪れるたびに馴染みの店が一つずつシャッターを
下ろして行くのを目撃します。
どちらを向いても 何かしら新しいビルの建設が行われています。

以前よりの見慣れた風景はかなり限られてきました。
ガード下に残る店舗にも端から徐々に「浸食」が始まっている・・・
神田川 昌平橋よりお茶の水方面を望むこの景色はいつ見ても落ち着きます。

でもよく見ると、聖橋の向こう側に高層ビルのシルエットが・・・


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2008年06月14日   副都心線開通 渋谷駅


今日、東京に新しい地下鉄が開通しました。

副都心線

埼玉県和光市から渋谷までを繋ぐこの新線は 他の路線と被る存在ですが、
通勤時の大混雑を分散する目的があるらしい。
多くのサラリーマンが望んでいたのでしょう。
私も仕事が終わった夕方に渋谷駅を覗きに足を運びました。
いわゆるひやかしです・・・

注目すべきは駅構内の斬新なデザインでした。

卵?をイメージしたらしいシェル型のドームは、ひときわ目を引きました。
公共施設内での写真撮影は本来怒られますが、今日ばかりは大勢のカメラマンが
現場に押しかけ、交通整理の警備員の真ん前で堂々と写真を撮っています。
私も失礼してその混雑の中で撮ってきました・・・

副都心線は、地下通路で従来からの他の路線と繋がっています。
後から付け足した構造ですから 導線が分かりにくく、
場慣れしないと方向を間違えそうです。
ローカルな話題でした・・・

この様な新しい交通網が出来たので、私のパソコン内にある路線案内ソフトが
対応しなくなってしまいました。それは困ったことです(苦笑)


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2008年09月11日   高田馬場 JR高架下


ここは東京 高田馬場のJR高架下。
見ての通り、手塚治虫氏作のキャラクターを壁面一杯に描いたもの。

高田馬場はかつて虫プロダクションがあった場所として、また「鉄腕アトム」の作中にある科学省の住所としてその名を高める作戦展開中。現在商店街あげて「手塚治虫氏ゆかりの地」と紹介しています。JRホームのドアが閉まる時のチャイム音が「鉄腕アトム」の曲になっているのは高田馬場だけ・・・と色々なPRがあります。

秋葉原のオタク向け広告などは、対象作品の販促活動が終了すればすぐに撤去される運命。後に一切残りません。だから一過性の使い捨て文化とも思います。しばらくすると「古い!」と感じてしまうものは結局消えていく運命なのかという感じ・・・

私は手塚治虫ファンでもあるので 多少ひいき心が有りますが、多くの人が支持するイメージを こうして街中の風景として表現できる様になったのは、良い時代だと思いたい。老婆心ながら・・・この壁が綺麗なまま いたずら描きも無く維持され続ける事が 文化の成熟度を測れるバロメーターにもなるだろうと思います。


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2008年12月20日   東京タワー


東京タワーの存在はあえて説明する必要はないでしょう。それは戦後日本の高度成長時代の象徴かと。私がここに行くのは小学生の時以来・・・二度目のことです。年末を前にして 人混みの少ない今日を選んで嫁さんと行ってきました。それなのに・・・少々読みが甘かったようです。

地上250mの特別展望台に登るエレベーターに乗るのに1時間以上も並びました。昔 ニューヨークのエンパイアステートビルに登った時でさえ こんなには混んでなかったなー(汗)何十年ぶりかに行ってみて感じたことは、東京タワーとは意外とこじんまりとしていて、中の空間が狭い。収容人数があまり多くないので、至る所で渋滞が起きる施設なのでした。

本来の目的では、展望台から夕焼けに染まった眼下のパノラマ風景を撮るつもりでした。それがてっぺんに着いた時にはすっかり夜景に。それでも 360度の風景を目に焼き付けて参りました。地上の人間が点の様にしか見えず、見ているうちに感覚が麻痺します。目の前に見えた 同じ位の高さの六本木ヒルズの展望階に住んでいる人たちは、毎日こうした視界で世間を見下ろしているんでしょうね。そうした感覚はやはり何かを変えるのではないだろうかと感じます。

私は高所が好きな訳では無いので、たまに上がるだけで充分であります(笑)
ちなみに今年は、東京タワーが造られてからちょうど50年目にあたるそうです・・・



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2008年12月23日   東京タワー50周年記念日


数日前に私も数十年ぶりに訪れた東京タワー
今日、50周年記念日でした。

先日は地上150mの位置にある大展望台までは階段を徒歩で上がりました。
その数600段!
結構汗をかきました。
そこから更に上に登るエレベーターが大渋滞だったのでした。

待っている間に日が暮れました・・・

それはそうと・・・
8時以降に二時間限定でライトアップが変化しているのですね。
「ダイヤモンドヴェール」と言うそうです。
先日は7時頃に帰ってしまったので見ていませんでした。

これはまた撮影に行かねば・・・



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2008年12月27日   歌舞伎町 コマ劇場


東京新宿 歌舞伎町にあるコマ劇場。

その52年の長い歴史にもうすぐ幕が下ります。

数多くのアーティストの公演やイベントが行われ

大勢のファンがこの劇場の前に並んだことでしょう・・・

一人の男性が腰をおろしてずっと見上げていました。

もしかしたら、色々な思い出があったのかもしれませんね・・・

この一帯は来年早々再開発事業が始まるそうです・・・


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2008年12月27日   渋谷の巨大壁画


この話題は、秋口からテレビのニュースで何度か目にしていました。
岡本太郎画伯の巨大壁画「明日の神話」

なんでもメキシコ辺りの何処かの倉庫に放置されていたとか・・・
元々は、とあるホテルのロビー用に描いたものだそうです。
莫大な修復費用と輸送費をかけて日本に帰ってきました。

それが今・・・
東京 渋谷の駅ビルのコンコースに展示されています。
先日やっとその前を通りましたので写真を撮ってきました。

美術館では無く、大勢の雑踏に面する場所に設置したのは
故岡本画伯の遺志から来るものらしい・・・
行って見てみると、この場所の為に作ったのだと言える程
ドンピシャのサイズで圧巻でもあります。

いわゆる抽象画です。
テーマは原爆が炸裂した瞬間の破壊力と地獄絵図。
1954年にビキニ沖で行われたアメリカの原爆実験に巻き込まれた
日本の第五福竜丸が描かれているようです。
ピカソの「ゲルニカ」と並べては多方面から異論も出るかもしれません。
でもそのくらいの迫力がある大作かと思います。

「明日の神話」は渋谷駅に恒久設置になるそうです。
JRと井の頭線を結ぶ通路にあります。一見の価値がありますよ。


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2009年01月02日   ダイヤモンドヴェール


昨年末・・・東京タワー50周年のライトアップを取り損ねたままでした。元旦に 都内の親戚宅に新年の挨拶に行った帰り道、そのチャンスが訪れました。いや、最初から撮ると狙って寄り道したのですが・・・

その期間限定版のライトアップ「ダイヤモンドヴェール」は大変美しかった。

いつも見慣れていたハズの東京タワーが別の存在に見える程です。冬空にそびえ立つ冷たく青白いダイヤモンドの光点は、その一粒一粒が鋭く光り輝いていました。これは有名な照明デザイナーの石井幹子氏が手がけたもの。確かに光は、コントロールしてデザインとすることが出来るのだと強く実感しました。

そして・・・心憎い演出は、この照明演出が時間限定であること。決められた日の20時から22時までのわずか二時間だけ。何時でも見られるサービスでは無いことです。プレミア感がありますね・・・

っと言うことで、昨年やり残した宿題を無事終えました。
今晩は良い夢が見れそうです(笑)


Nikon D700 SIGMA 24〜70mmF2.8→4 ISO3200〜4000 -0.3EV
絞り優先モード 手持ちにて撮影(解像度低下有り 少しブレてます)


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2009年01月17日   葛西臨海水族館


葛西臨海水族館。

東京湾に面しており、その外観は水上に浮かぶガラスドームをイメージしているとの事。天気が良いと、空と海の蒼さを反映してその透明さが際だち 大変綺麗に見えます。少し離れた海上にはオブジェらしきものも建っており、雰囲気のあるスポットです。ドームが水族館の入り口になっていますが、実はここは建物の3階なのです。その3階の縁にも人工プールがあって、遠くの水面と重なるので、まるでここが海岸の高さであるような錯覚をしてしまいます。ドーム広場の下、2階〜1階と降りていくに従って実際の喫水線に近づく構造。

海水魚の水槽の水は当然 海の水です。海水は単なる塩水では無く、様々な微量金属やプランクトンなどの栄養源が混じっている。巨大な水槽の海水全部を人工で作るのは無理なので、どこの水族館でも海水を定期的に調達しているはずです。それを考えると・・・水族館が海岸にあるのは、管理運営の上でも理想的ですね。

葛西臨海水族館HP

余談ですが、日本は人口あたりの水族館数が世界一だそうです。四方を海に囲まれた海洋国家なのですから、もっと海に対する関心が高まっても不思議ではないでしょう・・・

SIGMA DP1 プログラムモード ISO50 RAW


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2009年01月17日   葛西臨海水族館 2


厚さが数十センチにも達する強化アクリル樹脂を重ねた巨大な水槽。
よくこんなサイズが作れるものだと感心します・・・

館内には・・・
二階建てぶち抜きの高さを誇るものや
視界180度に収まらない大パノラマなどが有ります。

圧巻です。
ここでしばらくぼーとしているのも悪くないですね。

時間にすればそう長い滞在では有りませんでしたが
十二分にリラックスできたのは言うまでもありません・・・


SIGMA DP1 MF プログラムモード ISO800 -0.7〜-1 EV RAW


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2009年01月17日   葛西臨海水族館 3


普段見ることが出来ない様々な生き物は、何度見ても飽きません。

特に・・・
私が好きなのはタツノオトシゴとクラゲ。
これは毎回外せませんね。

シードラゴンというタツノオトシゴ類がいますが、
どうやって体の一部を海草の様に変化させたのか不思議でなりません(上)
クラゲは見ていると癒されます(中)
規則正しく泳ぎ続けるイワシの群れはその鱗をキラキラさせていました(下)

水族館ではフラッシュを炊いての撮影が禁止されています。
動きの速い生き物をブラさずに写し止めるのはなかなか難しく
それが勉強になりますね・・・


SIGMA DP1 MF プログラムモード ISO800 -0.7〜-1 EV RAW


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2009年11月05日   幕張海岸


先日 幕張コストコに行った時に、その屋上から見た幕張の風景。

左の写真が東方面で、幕張マリンスタジアムと幕張メッセ。
中央の写真の水平線上には遠くに海ほたるらしきシルエットが微かに見えます。
これだけ遠くが見えるのも珍しい。たいてい霞んでいますので・・・
そして、右側の写真には東京と横浜方面の建物が・・・
久しぶりに富士山も見えていました(縮小画像では分かりづらいですが)

180度パノラマ合成すると両端が異次元世界のようにゆがむので断念しました・・・
気持ちのよい視界をしばらく楽しんできました。



SIGMA DP1 プログラムモード ISO50


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2009年12月02日   外苑前の銀杏並木


東京 外苑前の銀杏並木は紅葉の時期には大勢の見物客で賑わいます。今日仕事で都内に出るついでに立ち寄ってみました。思えば毎年見に行こうと思っていながらいままでちゃんと見た事はありません。行ってみると、銀杏の黄葉はピークを過ぎてかなり散り始めていました。

過去に外苑前の銀杏並木の素晴らしい紅葉写真を見たことがあります。車も人も一人もいなく綺麗にまんべんなく路上に散った銀杏の葉。あれは何時どうやって撮ったものなのか?合成ややらせで作った写真でないと、そんな状況はあり得ないのではないか?とも感じる出来。でも恐らく・・・早朝に天体写真と同じように長時間露出で撮れば、人影のいない写真は撮れる可能性もありますね。

今日 ちょっと驚いたのは主婦や年配の老人で、馬鹿でかい一眼レフカメラを使っている人が大勢いたこと。中には業務用DVCAMのビデオカメラを使っているおじいさんも複数いた。みんなお金持ってるなぁ・・・と妙に感心してしまいます。

外苑前銀杏並木の突き当たりには「聖徳記念絵画館」という古い建物があります。(写真一番目の奧に見える建造物)その前の広場では出店がずらりと建ち並び、多くのエスニック料理が選べました。本場中華まんに沖縄ソーキ丼、しっぽの先まであんこの詰まった鯛焼きなどなど・・・腹一杯食べて満足すると、写真を撮る意欲がちょっと減退(苦笑)散歩しながらその場を後にしました・・・


SIGMA DP1 プログラムモード ISO AUTO


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2009年12月21日   素晴らしいグラデーション


今日の夕焼けは大変すばらしいグラデーションの彩でした。オレンジから藤色になだらかに変化していく妙はまるでイラストの様です・・・今回に関しては現実の感動を超える写真は撮るのが難しそう・・・

それでもカメラマンとしてはその景色を何とか写し止めておきたいもの。その時ちょうど、見晴らしの良い建物の窓辺におりました。
そこから見た街の建物の挾間からは、ちょうど富士山の山頂付近が少し見え、NTTの電波塔のシルエットがそこに映える。しばらく時間を忘れてそのあかね空を眺めておりました・・・


Nikon D700 SIGMA24-70mmF2.8→70mmF5.6 1/100 ISO640 RAW


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2010年01月13日   現在 地上200mに到達!


私はいつも東京都内を移動する時には、ほとんど地下鉄を使っています。なので、墨田区押上に建造中の「東京スカイツリー」が、どんどん組み上がっているその姿を未だに目にする機会を逸しておりました。テレビのニュースでも時々報道していたので、現在土台部分の工事が進んでいるのは知っていましたが・・・もう地上200メートルに達しているのですね。

今日、久しぶりに秋葉原からJR総武線で千葉方面に向かう途中のこと。錦糸町を過ぎたあたりで、車窓からその姿を初めて目視しました。かなりの距離があるのにとても大きく感じました。完成すると634mになる予定なので、まだ1/3の高さなのです。それなのに随分目立っているではないですか!電車の窓越しにスナップを撮りました。

電車が江戸川を渡って千葉県に入ってからも、200mのシルエットは確認できました。そして自宅近くの駅のホームに入っても、まだ遠くに見えるのです。完成すると、なんと自宅周辺からも確認できる塔になりそうです。これは・・・近いうちに塔の近くへ行ってちゃんと写真を撮ってこなければ・・・2012年春の竣工が待ち遠しいですね・・・


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2010年02月26日   現在 地上303mに到達!


東京の下町 浅草にも近い押上に、現在造られている東京スカイツリー。今日は都内に出たついでにちょっと寄り道して建設現場を拝みに行きました。小雨の降るあいにくの天候でしたけれど、その姿を間近に見ることが出来ました。

1月中旬に見かけた時はちょうど200mを超えた所でしたが、本日ではもう303mに到達。634mの半分近くになっています。これですでに東京タワーの333mに近い高さなのですが、脚部が広がっていないせいかそれほど威圧感がありません。かなり近くに行かないとその胴回り(太さ)の実感がわきません。そうとう大きいのですけれどね。

押上界隈には比較できるほど高層の建築物がなく、東京スカイツリーが完成した暁には、周囲の再開発が活発化して街は激変するかも知れません。本来ならこれほど巨大な建物が近所に建ったら迷惑に感じそうですが、観光の超目玉になることに間違いなく、歓迎されているみたいです。押上の名が有名になり、地元にとっては願ったり叶ったりでしょう。

以前、中国上海の東方明珠電視塔の展望台に登った時に「こんなに高い塔が出来たんだ!」と驚きましたが、それでも468mでした(展望台は地上350m)東京スカイツリーの展望台からの視界はいったいどんな世界なのでしょう?とても楽しみです。ちなみに自立鉄塔としては現在世界一になる予定だそうです。

余談ですが…
東京スカイツリーの話が決まる前に、秋葉原に800mの「仮称アキバタワー」を造る話があったそうで、それが実現しても面白かったでしょうね!?

写真(中)はコンデジで撮った画像を3枚繋いで1枚にしたもの。35mm相当のFUJIのコンデジでしたが、この近距離からでは、画面に全く入りきりませんでした。600mを超える風景は恐らく14mm位の超広角レンズでないと収まりきらないですね。


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2010年03月10日   珍しくなった公衆電話


一昔前は何処の街の何処の駅前にもあった公衆電話。
携帯電話の普及と共にその使命を終えたのでしょうか。

こういう風景は近いうちに空港のロビーだけになってしまうかも。

そういえば・・・
昭和の時代にあった10円玉を入れる赤電話は遠い記憶の彼方にあります。



iPhoneでのスナップ


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2010年04月03日   銀座の桜


今日は所用で嫁さんと都内にお出かけ。そして銀座に足を向けました。
その手前、有楽町では西武の看板が付いたマリオンのビル。
これも今年いっぱいで見納めになりますので記念に一枚。
(西武デパートは年内で閉店予定)・・・

思えば昼間銀ブラするのも久しぶり。
歩行者天国の風景を見るのもこれまた何年ぶりか・・・
ビルの谷間に垂れの紅桜が植えられており、
可憐な小さな花をたわわに咲かせておりました。
その様子を大勢が携帯電話でスナップして行きます(写真 中)

ふと周りを見渡すと、日本人では無く観光客が多い様子。
そう・・・ニュースで報じている通り、今では中国人のツアーが
バスで銀座にも乗り付けているのですね。
至るところで楽しそうなショッピング風景を見かけました。
今 懐の寒い日本人に変わって観光客が銀座の主役になっている感じです。


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2010年04月04日   自衛隊の桜花


この週末は、近所にある自衛隊駐屯地の創立記念日。
そして一般への解放日でもあります。
敷地内には桜が多いので見に行ってきました。
でも天気はあいにくの曇り空で、せっかくの桜が映えません。
その代わり、自衛隊の象徴である桜花の御紋を至る所に見かけ、
フレームに納めてきました。

一般開放日は・・・
厳つい自衛隊員の人たちも見学者に笑顔を絶やしませんね。
子供向けの遊戯コーナーもあって、PRとイメージ向上の努力を感じます。
ここでは夏には花火大会や盆踊りも行われます。
そうして定期的な地元住民との交流会が行われています。
普段入れない施設内を見学するよい機会になっておりますね・・・

一般公開されていた記念館で、自衛隊の歴史資料や装備品の展示も見てきました。
それらはごく一部の資料なのですけれど、他の仕事と違う厳しい
緊張感の漂うものであります。
過酷な歴史とともにある軍事力というものの存在を、いかに理解するか・・・
たまには近づいて見ることも意味がありそう。

敷地内には多くの桜の木が植わっているのは、何も見学者に見せるため
だけの理由では無いでしょう。
日本人と桜の花の関わり合いには色々深いエピソードがありそうです。



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2010年08月10日   面白い光景


街中を歩いていると時々奇妙な光景にお目にかかります。
写真の場所は東京の武蔵小金井。
かつて開かずの踏切で有名だった場所。
それも、駅舎含め路線の高架化がほぼ完了して、
あとは改札口周辺の整備が残っているのみ。

この歩道橋は、一時期駅舎の二階部分に繋がっていましたが、
改札口の位置が変わった時に切り離されたもの。
もう半年近くこのままですが、取り壊されない所をみると、
いずれまた延長してどこかに繋がるのではないか?
・・・と思えます。

しばらくはこの不思議な風景が楽しめますね・・・

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2010年9月17日 東京スカイツリー 現在461m


先日浅草に行って来た時の街の様子。

それはもう、何処にいても皆が、視界に入るその細長い塔を無視するはずがありません!?
東京スカイツリーは、浅草からはとても良く見えるのです。

9月に入ってからはその高さが461mに達したという公式アナウンスがありました。
つい先日東京タワーの333mに達したと聞いたばかりの様な気がします。
ほんとに急ピッチで工事が進んでいるのですね。

観光客と思われる集団も、足を止めて、記念写真を撮っている光景が印象的でした・・・




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2010年11月11日   東京スカイツリーのシルエット


11月に入り、建設中の東京スカイツリーは497mに達したそうです。

その存在は、千葉からでもかなり見つけやすい高さになった。
コンデジで撮ったスナップでも、塔の先端にあるクレーンまで見えますし。
あと100m以上高くなるのですからもっと目立つ様になりそうです。

夕焼けにも映えるシルエットでありますね・・・




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2010年12月25日   さよなら有楽町西武


今日は有楽町マリオンにある西武の営業最後の日だったのですね。

日劇がマリオンに建て替えられて以来、ずっと有楽町に在り続けた存在だったのでしょう。私は今までに数回しかお世話になったことがありませんが、それでも「長いこと有り難うございました」と言わせてもらいます。

写真は今月半ばに銀座に立ち寄ったときに撮ったもの。今後は、別の店舗が入って来年リニューアルオープンするとの事らしい。何か言葉にしずらい何とも言えない感覚を感じます。しばらく前にこの近くのそごうが無くなった時にも同じ様な空しさがありました。栄枯盛衰。これも時代の流れでありますね・・・




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2011年04月14日   秋葉原 ラジオ会館


ここは秋葉原駅前のラジオ会館。
知る人ぞ知るオーディオ機器のバーツなどが色々手に入る場所
・・・だったのですが、それはもうしばらく前の話です。

今はサブカルチャー系のあれやこれやが場を占めてしまっている。
これはもう時代の流れでありどうしようもありません。
かく言う私も「海洋堂」のブースには時々顔を出していたりします(笑)
もう「ラジオ会館」というのは名ばかりになっているのですね・・・

そのラジオ会館も今夏には、建物全体の立て替え計画が発動し
長い歴史に幕を下ろすことになっています。
各フロアの店舗は変わってしまっているとは言え、懐かしい風景が
また一つ無くなってしまうとはとても寂しいこと。
秋葉原はこの10年で驚くほど変容しております・・・




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2011年7月31日   夏の空 夏の雲


私は暑いのが苦手なので 四季の中で夏は好きな季節だとは言えません。

でも、夏には夏にしか見られない多くの景色がある。

その景色を見るのは好きです・・・

夏の雲もそのうちのひとつ。

先日、たまたま車窓から見た雲は、とてもダイナミックで感動的でした。

こういう風景は私の心の中の心象風景にしっかりと残るメモリーです。




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2011年8月13日   建設が進む渋谷ヒカリエ


今日、所用で渋谷に久しぶりに行って来ました。

そこであの東急文化会館の跡地の新しいビルの建設がどうなっているのか?

ちょっと立ち寄って見ると・・・

もうその外観はほとんど出来ておりました!

建物の名称は「渋谷ヒカリエ」

来年の6月にオープン予定だそうです・・・

渋谷ヒカリエ

ちょっと動きそうな雰囲気、ロボットにならないのかな?(笑)




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2011年8月25日   一日に二度の虹


昨日は、一日中雲が多く、時折霧雨の様な雨が降ってくる不安的な天気でした。
何か中途半端で落ち着かない空模様・・・
でも、そんな天候でも、思いがけないラッキーな事もあります。

それは突然現れる虹。
しかも、一日に違う場所で二度も目撃しました。
滅多に見れないものが連続して目に留まると、それだけでもうれしいです。

虹はあまり長い時間見ていることが出来ませんね。
本日見たものも、綺麗だと感じていたのはせいぜい1~2分程度。
写真に撮ろうとカメラの準備をしている間に、もう薄くなってしまいます。

だから・・・
虹の写真というのは、残り香の様なはかないイメージです。
今まででも、最も綺麗に輝いていた瞬間が残ったのは
心の中の記憶にであって、残念ながら写真にバッチリ撮れた事はありません。

でも、虹を見て感動できたその瞬間は間違いなく幸せを感じている時間です。




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2011年8月30日   昭和40年代に視界にあった風景


私が小学生の時は、日本はまだ高度経済成長期の最中でした。

故田中角栄首相の政策に「日本列島改造論」というのがあって、そこでも 国土の「均衡ある発展」という名目の元に、山を崩し雑木林を造成地に切り拓いて宅地にしていました。開発できる土地はどんどん利用していこうという強気の姿勢。それはちょうど今現在の中国の雰囲気に近かったと思います。

当時東京都内においても、けっこう空き地は多かった。私は渋谷から世田谷区に引っ越して小学校に通っていましたが、近所の空き地はどこでも大きなコンクリート製の通称「土管」が積んでありました。それはドラえもんの世界にもよく描いてあった風景。ジャイアンが偉そうに、みんなを見下ろす為に必要な足場です(笑)土管は 都内各所に、上水道・下水道などを一気に整備する為のモノだったと思われますね。

そして・・・住宅地から少し離れると、至る所で造成された広い土地を見かけました。茶色い土の広い空間が印象的だった。しばらく放置された土地は緑色の草原のようだった。造成地の端っこには資材置き場なんかが作られるのですが、昔だったら そういう場所は子供たちの遊び場所になっておりました。もちろんそこは立ち入り禁止なので、工事現場の関係者に見つかったら怒られる。でも、かつては空き地に直ぐに何かが作られるとは限らず、数年ほど放ったらかしになっているケースも多かったので、自然と遊び場所になってましたね。周囲の柵には鉄条網が張ってありましたから、それを通り抜けられる程に押し広げて進入しました(これはもう軽犯罪を犯してますね)服やズボンによく穴が空いたのはそのせいです。鉄条網はケガをするという理由か?この頃はほとんど見かけなくなりましたが、本当に時代の変化を感じます・・・

そんな風景を最近 身の回りで見かける事があり、思わず懐かしい気分に浸っております。それが千葉県のJR津田沼駅前の風景。ここはなだらかな丘陵地で、これまで一面畑でした。開発の話がこれまでに何度もあった様ですが、敷地内に古代遺跡が発見された事もあって、一旦開発が中止され、長い間発掘調査が行われていた場所です。その作業もやっと終わったらしく、やっと重機が入って一気に土地をならしてしまいました。 JR駅前の市街地内に、これだけの空間が残っているのはもう珍しいらしく、ゼネコン&デベロッパーが昔から目を付けていた場所。大きなマンションと住宅地、それにちょっとした公共の広場なんかが作られるらしいです。空き地内にはもちろん入れません。敷地の真ん中を通れる様に作られたフェンスで囲われた道路があるのみです。子供たちが入って遊べる様なご時世でももう有りません。

ちょっと狙っているのは、地中にインフラ設備を敷設するタイミングで、きっと土管(今ならカナフレックスのパイプ?)が搬入されて積み上がるでしょうから、その写真を撮りたいな。それらは単なる 私の中のノスタルジー感覚から来ているだけの動機なんですけれどね・・・

そう言えば、一つとても残念だったのは、敷地内には「鎮守の森」みたいな雰囲気の場所があったのですが、それも全部なぎ払われて無くなってしまいました。土地神さまもいらない時代なのでありましょうか。


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2011年9月1日   桃介橋


木曽の御岳山へは、天体観測に大勢の天文仲間と何度か行った事があります。
天体観測は夜しか出来ませんので、昼間は観光スポットをドライブなどして
回ります。長野県の木曽は、豊かな自然の中に歴史と魅力のある民宿が
たくさんあるのも見所です。

その時に「桃介橋」という見所のある場所を訪れました。

一見して古そうな橋脚の土台と風貌でありますが、木製の本体部分は
恐らく復元によるものでしょう。とても特徴のある そして気持ちの良い
立派な釣り橋ですね。最初に訪れてこの写真を撮ったのは1999年の8月でした。

つい先日、前に一緒にこの橋を訪れた時の知人が、また行って来られたみたいなので
懐かしくなって、写真を掘り起こしてきました。
一番上の写真は、川沿いにある喫茶店の窓辺から撮ったもの。




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2011年9月17日   魅力的な表情の雲


台風15号と16号が日本列島に接近しているせいで、
とても不安定な天気ですね。
こちら千葉では午前中、何度かにわか雨がざっと来て、
その直後に厳しい日差しが。
気温と共に湿度も一気に上がりました。

それと同時に空には夏の雲が戻ってきました。
それも単なる入道雲だけでは無く、
様々な表情の雲が入り乱れて見ていて飽きない空模様。
日没前には青空に黒い雲が流れ始め、
やがて夕陽を受けて黄色味をおびた密度を
感じる塊に見る間に変化していきました。

面白かったので、
iPhoneでバシャバシャ撮りながら表を歩いておりました・・・


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2011年10月27日   夕焼け


今日は夕焼けがとても素晴らしかったです。

ちょうど帰宅時にJRの駅を降りた所で視界に飛び込んで来たのは
ご覧の様な建設現場のクレーンのシルエットと、これまた
久しぶりに見た富士山に夕陽がかかる光景・・・

あいにく電柱の多い所から見ていましたから、視界に余計な
ものがたくさん入って来ましたが、どんどん沈んで行く夕陽は
待ってくれません。その場で日没をしっかり拝みました。

その間ほんの10分程度。いつもはなかなか落ち着いて見る
タイミングが取れませんので、こういう幸運は滅多にありません。






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2011年11月24日   夕焼けの富士山


今日の夕焼けは久しぶりに富士山が見えて感動しました。

うちの近所では電柱や建物の隙間からわずかに見えるだけですが
それでも富士山のシルエットを目撃するとうれしくなります。

夕焼けの色合いも良かったです・・・




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2012年7月17日   復元が進む東京駅舎


JR東京駅舎は、1914年に建築家 辰野金吾氏の手によって設計された赤煉瓦を使ったゴシック様式系の建築物。資料によると、第二次世界大戦中にアメリカ軍の焼夷弾によって駅舎の構造の一部と内装が消失。その後修復作業によって復活した経緯があるそうな。その時に3階建だったものを2階建に変更し現在に至っていると言う。その駅舎を、直下型の地震にも耐えうる免震工法で改築しなおし、その際にデザインを創業当時のものに戻すプロジェクトが現在進行中です。

特にドームの屋根部分は設計当初の丸みを帯びたオリジナルに戻され、東京駅の風貌が大きく変わります。とても風格のあるその様式は、古式ゆかしき英国のクィーン・アン様式と呼ばれるものとか。私には大正ロマンのイメージを彷彿とさせるものですね。

既に2~3階部分は整備が済んで、あとは1階部分を残すのみか。そこで、工事用の柵がかなり取り払われて来ているこのタイミングで写真を撮ってきました。東京駅舎が完成した暁には、きっと記念行事などが行われる事でしょう。最先端技術と近代デザインによる象徴的建造物である東京スカイツリーとはまた一味違った魅力を東京駅には感じます。私もちょっと楽しみにしています・・・





















写真 Nikon COOLPIX P7100 プログラムモード


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2012年9月29日   秋葉原に見るマーケティングの変貌


何時の頃からか秋葉原はサブカルチャーのマーケットに取り込まれました。元々はオーディオと電気部品の街だった。そこでしか手に入らない部品や資料があり、全国から大勢のバイヤーが集まっていた。その後 ディスカウントショップが乱立し安売りの街に。オーディオからテレビとビデオへと拡がって石丸電気やLAOX・オノデン・ヤマギワ・廣瀬無線などが売り場を拡大。近年取り壊されたラジオ会館は老舗でした・・・

そして家庭用テレビゲーム機とパソコンの販売を足がかりとして 次第にその周辺機器&アプリケーションが幅を利かせ始め、その辺りからアダルトソフト専門店が目立つ様になって来ました。時に1980年代半ば。その辺りからサブカルチャー系のショップが入り込む余地が生まれ、更にレーザーディスクの普及と共にアニメ関係のタイトルが充実し、関連グッズ・フィギュア・同人誌という流れに。ステップやソフマップ・九十九電機・ロケットなどが台頭・・・

次に・・・日曜日の歩行者天国でパフォーマンスをする者達が現れ コスプレが台頭してきた流れがメイドルックにどう繋がったのかどうかが不可思議なところ。そこからAKB48が活躍する下地も整っていった感じがあるのかな?とらのあなやあきばおー始めドンキホーテが進出してきたのには驚きましたね・・・

私が学生だった頃の秋葉原と現在はあまりに違う風景なので、本当に時代の流れというものを強く感じます。昔の面影を残しているのはJRのガード下のジャンク街と周辺のビルに僅かに残る店舗のみか。今日所用があって秋葉原を訪れたついでに少し歩き回ってみましたが、訪れるたびに新しいサブカルショップが増えていて目が回ります。何だかどんどん混沌としてきて街はごちゃごちゃ感が払拭できない。あまり綺麗な街とは言えませんが、そのカオス状態はオタクのみなさんにとって居心地が悪くは無いのかも知れない・・・そうそう、観光地としての側面もしっかり出て来て、外人さんが目立つ街としての特色も無視出来ません。秋葉原はまだまだ変貌の途中にある様な気がしますね・・・






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2012年10月6日   偶然のフィルターワーク


かつて写真撮影がフィルム時代だった頃には、レンズの先にエフェクト効果のあるフィルターを装着して画質のコントロールをするのが普通でした。デジタルになって以来 設定や画像処理による後処理で画質のコントロールが可能になった。でも撮りっきりでフィックスできればそれがその時に得られたイメージであると断定できるものなのかも。画像処理でいじくり回して作ったものはまた別の解釈となりますね。

車で銀座にさしかかって交差点で止まっている時に、iPhoneでちょっとスナップを撮りました。窓を開けずにガラス越しで撮ったら、それがちょうど良いフィルターワークになった様で、若干グリーンがかったコントラストの低い画像になりました。何か良い感じです。偶然かかったエフェクトでした。














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