2006年07月13日   オールドプロダクツ


この瓶(写真左)は、見ての通りファンタの瓶です。

でもなんだか見たことないデザインですよね。いや、見たことあるぞ・・・と言う人は、少なくとも私と同世代か、年配の方です。

瓶の底を見ると、64という数字がかすかに見えます。
そうこれは、昭和30年代のファンタの瓶なのです。

最近、家の近くの土手を歩いていたら、瓶の端っこが土の中から顔を出していました。そしてよく見ると、何だか見覚えがあるマークが・・・引き抜いて見たら何十年ぶりかのご対面だったのです。今ではメロンやレモン、パッションフルーツなど、様々な種類がありますが、昔はグレープとオレンジだけ。途中でゴールデングレープというのも出ましたっけ。

ちなみに隣は、今から30年位前と思われるムヒの容器。京都にある母の実家に遊びに行った時に、納戸の奥にあった薬箱に入っていたもの。もう一つは、くみ取り式便所にわくウジ虫を退治する農薬が入っていた瓶。蓋を開けると臭いですがなんだか懐かしい臭いを感じます。ラベルが剥がれてしまったので商品名が不明です。年代は昭和40年代初期のはず? こんなもの見つけてわざわざ家まで持って帰るなんて。

でも古いものには懐かしいだけでは無い、シンプルなデザインの良さが有ります。何でも鑑定団という番組でも、古いおもちゃ等を集めている人々だっています・・・私のも同じ感覚だと思う!?

貴重な記録として、私のコレクションに加わりました。


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2006年10月17日   サンスターアーム筆入れ


「象が踏んでも壊れない」というキャッチコピーで登場した筆箱。
サンスターアーム筆入れ

この商品を知っている人は少なくないはずです。
最初のモデルは1965年に発売され、その後のロングセラーに。材質はポリカーボネイト樹脂。現在ではCDやDVDに使われており一般的になりましたが、40年前では珍しかった(当時のものが純粋なポリカーボネイトかはちょっと怪しい所もあり) 垂直加重1.5トンに耐える強度を誇るらしい・・・とても丈夫なプラスチックなのです。

私も小学校時代に使っておりました。

先日、文房具屋に寄ったところ、最新版のNEWアーム筆入れの在庫があり つい買ってしまいました。青いモデルで840円。ずっと作り続けているという話は聞いていましたが、実の所見かけなかったのですが。21世紀版は、角が丸くてエアロフォルムに進化?しておりました。でも、正直言って今ひとつ格好良く感じません。なんでデザインが前よりダサくなるのか・・・今の子供にはこちらの方が受けるのかなー?

わざわざ買ってきたのは、黄金期のモデルと並べて一人鑑賞を楽しむため・・・そう、昔のモデル・・・うちには現存しているのです。角張ったそのデザインは今見てもなかなか良いです。裏返すと値札がまだ付いています。30年位前・・・当時350円でした。実はこの赤いのは私にとって二つめのアーム筆入れ。

最初の奴はモスグリーンでとても気に入っていたのです。何で無くなったのかというと「象が踏んでも壊れない!」というではないですか・・・何が起きたのかはご想像にお任せします・・・

筆箱はこだわっておりますので、次回は「電子ロック錠付筆箱」かな・・・


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2007年03月23日   金属メカの光沢


フェティシズムな話題・・・

通りの良い言い方ではフェチ(和製英語?)最近ではオタクの視点が日の目を見る様になりましたので、ひと昔よりは後ろめたさは少なくなりました。本質的には偏向嗜好の類なのでしょう。要するに何かに固執していることです・・・

・・・今やカメラは合成樹脂の衣をまとった半導体の塊です。角の丸いエアロフォルムが主流に・・・性能は高くともその存在は何となくライトな印象です。以前はと言えば、金属ボディのカラクリ仕掛けに少しの電子部品・・・直線的で無骨なイメージ。そこには真にメカと思える感触がありました。私の主観なので 何をもって「真」なのか?と問い返されると言葉に詰まりますが。

アナログが進化してデジタル機器へと受け継がれて行くうちに どんどん丸っこくなっていった様な気がします・・・だから最新の機能やデザインは必然性があり全てにおいて優れている!?天の邪鬼な私は 最近古いデザインにとても惹かれるものを感じています。良い悪いの問題ではないのです。冷たい金属の質感と光沢が好ましく感じる訳・・・

机の上にひとつの機械が飾ってあります。
エルモ社の8ミリ映写機。ダブルエイト専用機です。
(私の幼少時代の記録はフィルム動画でわずかに残っています)

デジタルものはパソコンも含め 動かなくなれば廃棄処分ですが、昔の「好ましいデザインのメカ」はオブジェとしていつまでもそこに有り続けます・・・


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2007年09月16日   ガラスの魅力


時折 ふと見かけるガラスに目が留まることがあります。
シャンデリアにショーウィンドウの食器などなど・・・

ガラスは素材としての質感もさることながら、そのクリアな色彩にも目を奪われる・・・
私が飼っている熱帯魚のグッピーにも「グラス」の名をもらった種類があり、
ブルーグラスから私のHNが出来たのは以前述べた通りです・・・

最近目に入った綺麗なガラスを少しだけ紹介。

ベトナム料理の店にあった灯籠タイプの室内照明
とある海外輸入品の店のガラス細工・・・

いずれも一目で魅入られる様な素敵な光彩を放っています。


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2008年04月18日   シンガーミシン


これは年代物のミシンです。
1851年に創業されたアメリカの会社、シンガー社製のもの。

時折、ミシン売り場のショーウィンドウなどにこの会社の古いモデルが飾られているのを見ます。記念碑的な扱いをされている。それは何故か?何でも・・・日本のブラザーミシンなどのブランドが発展したのは昭和に入ってからの話で、それ以前は 舶来モノが長い間幅を利かせていたらしい。日本初のミシンは、ジョン万次郎がアメリカから持ち帰ったものが最初だそうです。

この写真のモデルは第二次世界大戦前のモデルだそうなので、少なくとも70年は経過していると思われます。かなり長い間納屋の中にしまわれていたのでしょう?糸巻きに巻かれている糸の色が、前後でみると全く違う色に変色しているのをみても時間の経過を感じます。ボディは真鍮製でめちゃくちゃ重たい。持ち上げた感触では15キロ位あるのではないかと感じました。

そのグラマラスで美しい曲線のデザインはオブジェとしても素晴らしい。ボロボロでもう動きませんが廃棄してしまうのがとても惜しい代物であります・・・


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2008年05月12日  曾祖父の古時計


♪おおきなノッポの古時計~
その唄そのまんまの時計がうちに来ました。

これは私の母の祖父の実家にあった時計です。私からみると曾祖父という事になりますか。諸般の事情があって 家の中のものを色々処分する話を聞いて 貰い受けました。昭和初期頃のものらしいので、80年近く経っているのでは無いかと思われます。第二次世界大戦中も時を刻み続けてきたのです。

かつてその実家に行った時に 私は一目で気になっていた存在でした。その時計が古い民家から私のアパートの事務所の部屋に来るとは、何とも不思議であり場違いな感じもしています。

この時計はなんと一昨年まで現役で動いていたらしい。つい最近動きを止めたのだそうです。つまり、家の都合に合わせて その間際まで自分の任務を全うしたことに等しい・・・本来はそこで全てお終いになるハズでした。たまたま私が欲しいと言わなければ廃棄されていたかも。思えば最初に私が目にした瞬間に うちに来る運命が決まっていたのか?本人が私にそうしろと命じたかの様なインスピレーションさえあります。今 とても不思議な因縁を感じているのです・・・

そう言えば、私の元には持ち主が居なくなった時計がやってくる傾向があります。
その話はまた今度・・・


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2009年04月28日  ビタシュリンプ・乾燥みじんこ


新しいものには斬新な魅力がありますが、一方で変わらない事に価値を感じるものもあります。パッケージデザインや容器などに、その商品のイメージそのものが感じられた場合、いつまでも同じままでいてくれた方が親しみが湧くと言うもの。

写真は何か?と言うと「魚の餌」。

手前のが「ビタシュリンプ」と言うエビを顆粒状にしたドライフード。奧が「乾燥みじんこ」。どちらも少なくとも昭和40年代から店頭で見かけておりました。今現在も売っていますが、そのデザインは全く変わりないと思います。ビタシュリンプは、当時は斬新なデザインの容器だと感じておりました。でも、調べてみると、この容器は色々な薬剤を入れる汎用のものとして、東急ハンズなどの雑貨コーナーで取り扱っているのを見たことがあります。乾燥みじんこはとにかく安い餌で、かつてはどこの金魚屋さんでも棚にたくさん並んでいました。特大サイズの瓶があって、それがとても割安感があります。

ちなみに最近では、この二つの商品を扱っている店はかなり少ないのが現状です。綺麗でお洒落なパッケージの餌が多くのメーカーから出ているからでしょう。

懐かしいので買ってきましたが、実はどちらも餌としてのデメリットがあります。溶けて崩れやすく、水を汚しやすいという性質。近年の魚のドライフードは、水槽内の環境を悪化させない様に色々な工夫がされています。餌を固めるつなぎに小麦粉をあまり使わないなど・・・単なる魚の餌と言う無かれ、価格の高い餌にはそれなりの工夫が存在している訳。安さを最優先にするのであれば、以前のものはお勧めですのでどうぞ。需要があるからこそ消えずに残っているのでしょう。使い方のコツは、一気にやらないで、少しずつ食べる分だけ投下することであります・・・


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2009年08月17日  プラッシーが復活!


地味な話題なのですが・・・
あの「プラッシー」が復活していました。期間限定品・・・

恐らく知らない人がいると思うので・・・
かつて 米は街の米屋さんで買うのが当たり前の時代、米屋にはその場に似つかわしくないオレンジジュースが売っていました。そういう流通形態でしか売っていなかった商品なのだと思われます。その名がプラッシー。オレンジジュースにビタミンCをプラスしたので プラッシーと言うイージーなネーミングだそうです。漫画サザエさんには、三河屋さんという勝手口から御用聞きにくる人がいますが、お米は配達してもらうのが珍しくありませんでした。その御用聞きに「ついでにプラッシー1ダースね!」というと、子供は飛び上がって喜んだ時代があったのです。まだコンビニも自動販売機も今の様に無かったので、ジュースの付加価値は高かったのだ・・・

プラッシーはかなり売れて、一時期プラッシーコーラなどというレアなコーラも存在しました。私は数回だけ口にした覚えがあります・・・そのプラッシーも、いつしか製造が終了し市場から消えていました。

それが、何と駅の売店で売っていたのです。思わず買ってしまいました。ガラス瓶だった容器はペットボトルに変更されています。また、原材料に温州みかんを使用していますので、グレードが上がっていますね!? かつてのものは得たいの知れないミカンの絞り汁を使っていたハズで、瓶の底に果肉のカスが沈殿していました。飲む前に振って攪拌しないと最後はドロドロした残り汁が途中に残ってしまう代物でしたから・・・味は、中途半端に薄めたオレンジジュースです。

でもでも(○十年ぶり)に飲んだプラッシーはやはりプラッシーの味がしました!懐かしくてうれしいです。


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2009年09月06日  新旧比較 30年の進化


靴箱の奧を整理していたら、昔に使っていた黒電話が出て来ました。靴の箱に入れていたのでその存在をすっかり忘れていました・・・

かつては何処の家にもあったポピュラーなモデルです。重さがある肉厚なプラスチック製。シャープさは無くてもその緩やかなカーブのラインは大変洗練されている。今改めて見るとその造りの良さには驚きさえ感じます。いい意味での無駄(余裕)があって・・・ノスタルジックな臭いがあるプロダクツですね。

接続はモジュラージャックでは無く、電話線がばらけて一本ずつ分かれているので、現在の回線には繋いで使えません。でも実は、同じダイヤル式でモジュラー接続可能な電話はもう一台あって、事務所の部屋で使っております。つまりうちではこのタイプは現役なのだ。

使っていた黒電話から約30年もの隔たりがあるiPhoneと並べてみると、以外にもそのテクスチャや手に持った感触に共通した何かを感じます。それは冷たいメカのイメージでは無いし、複雑なデザインでもありません。何よりも良いのは、とても撮影の甲斐を感じる被写体だと言うこと。

つまりそれは「美しい」と感じるデザインなのであります。


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2009年09月19日  明治チョコレート


コーポレイトアイデンティティ( 略してC I )とは、広告業界ではよく耳にする言葉です。要するに、企業イメージを分かりやすくする為に、簡素に再構築する活動そのものを指します。くだけた言い方では「イメチェン」ですね。社名・ブランド名・キャッチコピーなどが変更の対象になる様です。現実的には、同時に組織の改編なども行われるので、大変な企業イベントであったりします・・・

最近の大きなCIは、「松下電器産業株式会社」が「パナソニック株式会社」になった事でしょう。グローバルな展開を見越した社名変更ですね。ロゴマークだけの変化なら「パイオニア株式会社」もロゴマークを丸みのあるものに変えています・・・

先日、明治製菓株式会社がCIを行いました。テレビのCMでも企業ロゴが丸くなったのを見かける事があると思います。っと同時に、チョコレートのパッケージ色なども微妙に変更を加えていました。

どこのスーパーでも普通に見かける「明治ミルクチョコレート」はそのおもむきがかなり変化しています(写真 左)このイメージの変化をどう感じますでしょうか!?何かゆるい感じですね?(笑)包み紙のチョコ色も少し明るく赤みの強いカラーに変わりました。CIにおけるロゴマークのデザインは、一流のタイポグラフィのプロがされている事でしょうから、明確なコンセプトに基づいてこうしたのでしょう。最初に「変わった!」というインパクトがあることはとても大事です。変化に伴う違和感は、しばらくすると慣れてしまうものでありましょう・・・

ですが・・・新旧を並べてみて 気がつきました・・・
サイズがわずかに小さくなっているのです!裏面の内容量を確認してみると、その表示にも数字の変化がみてとれました。CIはこういう規定の変更時にはうってつけの行事ですね。そして、私の様に新旧並べて比較する奴はそんなにいないでしょうから、滅多に気がつかないことだと思われます。やられましたね(苦笑)・・・

ちょうど多くの店頭から、旧ラベルの製品が消えるころなので、記念に明治製菓の板チョコレートを並べて写真を撮りました・・・


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2010年03月27日  テトラパック


むかーし、学校の給食の時に牛乳は瓶でしたが、時々紙のパックタイプのものが出てきました。形が独特で、正四面体の「テトラパック」と呼ばれるもの。最近ではレンガ型のブリックパックに統一された様なので、見かけることもなくなりましたね。

そのテトラパックの牛乳がスーパーで売っていたので懐かしくて思わず手に取った。半透明の材質が昔のものとは違っていますが 明らかに正四面体です。昭和の良き時代の記憶と結びついて、牛乳もおいしく感じました(笑)


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2010年08月29日  LED懐中電灯


今やすっかりLED照明が幅を利かす時代になりました。一見新しいものの様で、けっこう流行り廃れが早い商品。これもアーカイブとして記録しておきます。

LED照明は、かなり以前よりその存在はPRされていて、私も期待してまずは懐中電灯を買いました。それはもう5年位前のことです。この写真のモデルがそう。ホームセンターで買いましたが、物珍しさもあってかけっこう高かった。3000円近くした記憶があります。そしてキャッチは「LEDで長寿命!」というものでした。

でも・・・はっきり言ってやはり初期モデルには問題があった。確かに長寿命なのでしょうが、LEDのタマの輝度がそれほど明るくない。肝心の懐中電灯としての性能がイマイチでは最新型(当時)の名が廃るのでは?・・・

しばらく使っているうちに「コレは暗いかも?」と感じる様になってきました。その後どんどんLEDの性能アップが目について来たからです。今やアキバのジャンク屋で売っている500円ほどのLEDライトの方が明るい!ボディの材質やグリップ感など、明るさ以外の造りはいいのに、とても残念ですね。ソケットが直づけで交換出来ないのが致命的。先日数百円の安価なLEDライトを買ったので、コイツはお役御免になりそう・・・

教訓・・・
例えザクより進化した新型のグフでも、その後の量産型のハイザクには敵わない・・・


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2010年09月21日  PROFEEL PRO KX-27HV1S


ついにこの日が来ました。

つい先日まで、うちの主力機種であったブラウン管式のディスプレイが引退する日がきました。買ったのが発売されたその年だったはずなので、調べてみると1987年。何と23年間も働いてくれました。型番はSONY PROFEEL PRO KX-27HV1S。初めてS端子入力が付いたプロフィール改良機種。当時、チューナーの無いブラウン管だけのモニターというモデルがあったのです。半業務用として、イベントなどの展示ディスプレイに使われていました。チューナーが無いというのは、一つのソースから分配器を使って多数の画面に同時に映像情報を送るのに適していたのですね。当時、広告映像で食って行こうと進路を決めた私が、自分でチョイスした機種です。実際に、このモニターを使って、編集したマスター映像の画質チェックをずっとやってきました。つまり仕事の上での良き道具でもありました。

しかしながら そのうちに時代は横長テレビ(ワイドビジョン)に移行し、4:3画角のスタンダード画面は過去のモノになって行った。レターボックスという上下に黒帯の入った画角は、もう画質をチェックする環境としては、時代の流れに取り残されたものなのです。最近ではもうこのモニターを使うことは無くなった・・・また、RGBの電子ビームが正確に四隅に届かなくなってきた様で、画面の縁付近はかなり歪んだ画像を表示していました。まぁそれでも、23年間も故障無く稼働していたというのは驚嘆すべきことかも知れませんね。

このモニターは51.5kgも有ります!その重さといったら・・・27inchでどうしてこんなに重いのか!?と感じる。テレビ台座から降ろすだけで、腰がイッてしまうのでは無いかと恐れすら感じました(汗)一応まだ入力ソースの表示は可能なので、廃棄するのはちょっともったいないと言うか、別れるのに未練もあります。でも、思い切ってリサイクルに出すことにしました・・・

散々お世話になったので、一言述べます。
「ありがとう PROFEEL PRO KX-27HV1S」
あなたはとても素晴らしいプロダクツでした・・・

余談ですが・・・このモニターは天板が真っ平らで、暖まったブラウン管の放熱がかなりあり、インクジェットプリンターで印刷したプリントを乾かす場としても、大変重宝していた。それが無くなってしまうのはちょっと惜しい気がします・・・

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2010年10月20日  公衆電話


そう言えば・・・
かつて財布にはテレフォンカードというものが入ってました。
この厳つい機械にセットして電話をかけるのに使っていたカード。

いつしか、通話はポケットから出した小さな携帯でやるものに。
とっさの時に財布の中の10円玉を探すことも無くなった・・・

このほんの十年ほどの間に、世の中の仕組みがかなり変わりましたね・・・



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2011年02月13日  貯水タンク


日頃表を歩いていて何気なく視界に入ってくるものに、時折視線が釘付けになることがあります。その中でも特に私の関心を引くものがありまして、けっこう写真の被写体としてよくレンズを向けている・・・それは給水タンク。観察してみると、四角いの・丸いの・突起がぼこぼこ・・・と実に様々なバリエーションがあって飽きません。

でも、その中で一番見逃せないのが美しさを感じるタイプです。完全な球形のタンクは格別です。人工物として、とっても色気を感じるのですね。見方を変えると建物の上にある月の様にも感じています。光が当たっていると満ち欠けのイメージを感じる・・・以前深夜番組の「タモリ倶楽部」で、給水タンク特集をやっていた時にはうれしくて泣きました(笑)そんな丸いタイプのコレクションが一つ増えたので、あえて紹介しておこうと思います。

一般に「それがどうしたの?」という話題でしかないのは重々承知でありますけれど(苦笑)・・・

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2011年03月19日  動き出した古時計


びっくりしました・・・何って?
止まっていた時計が急に動き出したのですから!

この時計は、3年前に曾祖父の実家から貰ってきた歴史的代物。
(上の欄 2008年5月12日 曾祖父の古時計)
今は調子が悪くなり、動かそうとしても直ぐに止まってしまいます。
それが、今日の午前中に見た時に、なんとしっかり振り子を振って
いるではないですか!

昨日見た時には動いていませんでした。
一体何の拍子に活動を始めたのかな? 地震の揺れかな?
(今週は東北関東大震災の余震が毎日起きています)

私がこの時計のある部屋にいた5~6分位の間、
柱時計はしっかりカチカチと音を刻んでいました。
不思議な事もあるもんですね・・・

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2011年04月12日  AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED


ニコンユーザーなら、垂涎の的として欲しいものリストに挙げる
レンズがいくつかあります。これもその一つに入るのではないか?

AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

最新の技術を駆使して作られたFXフォーマットの中望遠ズームレンズです。
ナノクリスタルガラスコーティング、高級なEDレンズ仕様。
価格は怒濤の278,000円!

それが夕方届きました!今 机の上にあります。感激です!
蓋を開けるとなんとコーヒーを入れられるという素晴らしさ!
ん!? 何かヘン・・・??

これは・・・レンズを模したタンブラー。
ニコンの通販ショップで販売しているオリジナルグッズ。
価格は3,000円なり。

ほんとに良く出来ていてちょっと驚きました。
蓋を開けなければ、ちょっと見ただけでは本物とクリソツ。
マウント部分に付いているレンズ裏蓋は実物が付いています。
リング部分にはちゃんとゴムが貼られている凝りようです・・・

とっても気に入ったので是非他のレンズタイプも出して
シリーズ化して欲しいものです。

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2011年8月3日  扇風機の進化


今年の夏は省エネの流れで、比較的消費電力の少ない扇風機が売れているそう。

うちでは丁度昨年の今頃、新しい扇風機を買いました。その時に、同じメーカーの同型機をチョイス。そこで新旧の比較が出来たのですが、数年間の違いで、扇風機も随分進化しているのが確認出来ました。それは心臓部のモーターを見ての結論。新型は、モーターのコイル部分がとてもコンパクトで、軸方向の奥行きがとても薄くなっています。これで同じ性能が出せるのであればそれは進化ですよね。

ちなみにこの扇風機は三菱製。なぜコレを選んだかと言うと、ボディの色が黒に近くて部屋の中で目立たないデザインは探してもあまり無いからです。正直言って性能で選んだ訳ではありません(笑)

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2012年6月16日  古い16mm映写機


私ももう10年間ほど 古いビデオテープからDVDディスクメディアへの方式変換作業を続けていますが、古い記録媒体(レガシーメディア)はその再生装置の寿命をもって、コンテンツの存在自体が無に等しくなります。問題を難しくしているのがアナログからデジタルへの劇的な変化。そのトランスファーはそう簡単には行きません。特に・・・フィルムから一気にディスクメディアへ方式変換するには「テレシネ」という作業を必要とします。簡単に説明しますと、フィルムを映写機でスクリーンに投影し、それをビデオカメラで撮影するという最もシンプルなやり方。



ある映画監督の貴重な作品(16mmフィルム)をテレシネする懸案事項に臨むことになりました。今日はまずそのフィルム本体と再生機材の保存状態を確認して来ました。フィルム自体は多少カビが生えているものもありましたがおおむね良好かな。問題は映写機本体が錆びてしまってオーバーホールを必要としていること。ただ、恐らく半世紀近く経ってしまっているその機材の修理が可能かどうか・・・調べて見ると、製造メーカーはまだ残っていますが、事業内容からフィルム部門は消滅しています。奇しくも今年の8月まで、過去のフィルム機材の一部の部品保有期間が切れるタイミングだとHPに情報がありました。でも修理自体はすでに受付を終了しているみたいです。後は、個人レベルで修理業務をやっている業者を探すしかありません。

もう一つの手としては、まだ現存している稼働可能な中古機材を探してくること。そちらの方が可能性が高いかも知れませんが、存在自体が稀少となっています。急がねばならないと感じますね。

一連の写真はその貴重な16mm映写機。写真を撮らせて貰いました。以前私自身が所有しているダブル8の映写機を紹介した事がありますが、昔のフルメタルの映像機材は、滑らかな流線型のボディと無骨なメカの融合体に見える。実に艶やかなる有機的な美しいフォルムをしています。私には一つの完成されたデザインと感じられ 大いに惹かれますね。


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2012年9月22日  あのメーカーの靴


私はファッションにはちょっと疎いので服や靴についてはあまり知識が無いのです。下着はユニクロが多いのですけれどそれは無難なデザインで安いから。それ以上の理由は特に無い・・・いつもたまたま目に留まったモノに手を伸ばす程度。

知人からチケットを貰ったのであるアウトレットに足を運んでみました。まぁそこは有名な会社なのでけっこうなモノがたくさん並んでいました。どれが良いのかは分からないので自分でいいなと感じた製品をチョイス。かなりお安くなっておりました・・・

レンズ越しで観察して見ているうちに そのデザインとテクスチャの良さには確かに感じるものがありそう。私が今 使っているモノには無いセンスの何かがあるのかも知れない。後は日頃履いてみて本当に良い製品なのかどうかを確認するまで。ちなみにこの会社の靴はアメリカ人の足を基準にしているらしく 足の幅が狭いつくり。なので自分の普段のサイズより大きめのものを選んだ方が良いとアドバイスされました。27インチなんて初めて。既に当たり前の様に履いているユーザーさんから見れば「今更いったい何を言っているのだ?」と言う感想でした・・・

















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